ROSSOのシンボル、赤い窯。 その温度はおよそ300℃、ドーム上部では約500℃にもなり、燃え盛る炎がピッツァを一気に焼き上げていきます。 とはいえ、窯内部での炎は、一筋縄ではいかないもの。 場所によって温度にムラが生じる窯だけに、少しの判断ミスが、せっかくのピッツァを台無しにすることも。 窯の内部に目を凝らし、ベストポジションで焼き上げる、 それがピッツァ職人の腕の見せどころ。 絶え間なく薪をくべ、ピール※を操り、 時間を読んで取り出す——。 職人の忙しさの分だけ、 ピッツァは美味しくなっていきます。
※ピール:窯にピッツァを出し入れしたり、移動する時に使う道具
ピッツァ職人が丹精込めて練り上げた、繊細で奥深いピッツァ生地。 材料は、小麦粉、水、塩、そして酵母だけ。 いたってシンプルなものですが、シンプルな分だけその味の良し悪しは素材の持つ風味や特徴によって大きく左右されます。 ピッツァを愛してやまないROSSOの職人は、 素材選びにも余念がありません。 伊・加・独・米4ヵ国の小麦をブレンドした粉に、シチリアの海塩、そして野生酵母をチョイス。 選び抜き、こだわり抜いた生地だからこそできる「本物のナポリピッツァ」です。